私が見てきた5年間

頑固な私は、誰がどこでなんと言っていようが「結局、解がない分野において、天賦の才の前では努力など無意味なだけでは……」と思ってた。

しかし、この約5年間 演技仕事をする松村北斗を見てきて、天賦の才があってもなくても意志を持ち、研磨し続ける努力がなければ、道は開かないと教えられた気がする。

 

 

「やりたいなら口に出さなきゃ」ってジェシーからの天啓みたいな助言を受けて、自分のやりたいことを口から出した北斗
後に転機となったドラマ作品の監督へ「ビッグになります」と誓った北斗
自分の意思を貫き「演技」や「芝居」を公私関係なく磨き続けた北斗磨いた演技や芝居が関係者に知られ、より周りで助力してくれる人が増えてきた北斗
そして、「数字で評価されない演技という仕事は自分に向いていないかもしれない」とインタビューで答えつつも、国内外を問わず演技が明確に評価され始め、あの頃の約束を果たさんとする北斗

 

 

発言に付随した責任や表に出るプレッシャーを、自己研鑽と結果で昇華する松村北斗という人間の生き様に、数字では計られることのない領域における努力の意義を提示されたようだった。