多ジャンルを掛け持つオタクがスト担になるまで

SixTONESがめでたくデビューしたので、私もSixTONESにハマるまでの軌跡を残そうと思います。

 

私は、

 

・アニメ

・声優(安元洋貴さん、梅原裕一郎さん)

℃-ute(ハロプロ)

・ジャニーズ(SixTONES)

・踊ってみた

・ダンス

 

以上5つのジャンルを行ったり来たりしながら掛け持っているタイプのオタクです。

現在は基本的にSixTONESにどっぷりハマりつつ、たまに(?)踊ってみたと踊り手さんのイベントに行ったり、自分もストリートダンスで踊ったりしています。

 

それでは、順を追って自己の半生を振り返ります………

 

オタクになる前の小学生低学年までの私は、普通にニチアサとNHK教育テレビを嗜み、普通に校庭で遊び、普通に読書をしてた、普通の小学生でした。

オタクに成り果てたきっかけは悪魔の有料チャンネル「キッズステーション」「アニマックス」でした。(全部あいつらのせいだ…)

このチャンネルはまさかの「深夜アニメ」を「深夜に放送しない」んですよ…そんなん…暇な小学生は見るに決まってるやん…

そこで、出会う『桜蘭高校ホスト部』『ラブ☆コン』そして、『迷い猫オーバーラン

この3作品が私の性癖を作り出したと言っても過言ではありません。(猫耳が好きすぎる)

 

更に、この有料チャンネルは再放送もしまくります。そのせいで『カードキャプターさくら』『焼きたて!!ジャぱん』は異常なまで見ました。この2作品も私の価値観を根本から作り出していると言っても過言ではないでしょう…

なんならセリフもめちゃめちゃ覚えてます…

(きょもじゃないけど、CCさくら検定とかあれば3級は取れると思う……)

 

さて、そんなこんなでアニメと共にアニメ音楽にも触れる日々。OP,EDが好きすぎて小学五年生の私はYouTubeに手を染め始め、OP,EDまとめ動画や公式MVを見まくります。

 

ここで「Buono!」に出会います。

しかし、ここでハローには留まりませんでした…何故なんだろうか…

 

次に私が見つけ出したネットの世界が性癖の宝庫「pixiv」と、語彙の宝庫「ニコニコ動画」です。

家族共有パソコンのメアドをこっそり盗み出し、年齢を偽り、R-18作品も閲覧出来る架空のアカウントを作成します。(良い子は真似しないでね)

そして、pixivで見つけた「二次創作小説」と「二次創作イラスト」に激ハマリします。

 

""いや、こんな妄想垂れ流してくれるの最高すぎんか??""

 

大好きなアニメの最終回を迎え、心がしんどい時の特効薬を手に入れた瞬間でした。

 

さらに、ニコニコ動画でアニメイベントの声優を見るようになります。さぁ、こうなってくると、まぁ見つけますよね…

『STARDRIVER輝きのタクト』のイベントに出演していた

 

"""面白いことしかしない宮野真守""'

 

この人は本当に声優さんなのか??

なぁんて思いつつ、ハマっていきました。

そして、"3億当てる顔の動画"もバッチリ見ます。

 

さぁ、そんなこんなで、中学生になります。

当時の流行は『銀魂』でした。

そう。この時期はみんな「鈴村健一」のオタクになります。(決めつけは良くないぞ…)

この時点で

(え、桜蘭高校の声優さんには夫婦がいる…の…??)

と気づきます…

(尊いよね…鈴村夫婦…)

 

その後、ボカロが流行ります。

ニコニコ動画しか見ない休日…歌ってみたと弾いてみた本家をぐるぐるぐるぐるしてました。

そして、中学2年生のある時、同じ部活の友達に言われた一言…

 

「ルカルカナイトフィーバーの踊ってみたって知ってる??」

 

ここから私の踊り手オタクとしての人生が始まります。

最初は小さくて可愛いからという理由で「りりりちゃん」の動画ばっかり見てました。

そこから派生し、コラボ動画も見始め、赤髪の「ただのん」と出会います。

 

はい。この出会いこそ、踊ってみた界隈への第1歩です。

この人、超絶踊りが上手い訳では無いんです。

では、なんでハマるのか…それは、

 

"成長が分かる"

 

"毎動画にオリジナリティが絶対ある"

 

この2つです。

1週間で唯一オフの日曜日は朝から晩までずーーーーーーーーーっと踊ってみたしか見ない日々が続きます。

そして、出会います。

 

まっさらブルージーンズ踊ってみた」

ここで、Buono!の伏線が回収されます。

鈴木愛理を見て、

(え、この子知ってるぞ!!)

となり、ここからハマります。℃-uteに(倒置法やめ)

踊り手とコラボした超会議の動画とか死ぬほど見まくります。(この前踊り手本人に伝わってしまって、顔面蒼白になりました。)

 

そして、時は過ぎ、高校生になった頃…

 

突然病みます。(ハピネス陰キャダンス大好きやろうの私のくせに…)

嵐のように来て、嵐のように去るので、ぶっちゃけなんで病んでるのか分かんないんですけどね…(オイ

そんな時に見るのは絶対「℃-ute」でした。

℃-uteの何が良いって、

 

""みんな推せる""

 

ところなんです。

・ビジュがみんな良すぎる。

・ダンスがみんな上手すぎる。

・歌が上手すぎる。

・コンサートではお決まりのコントがある

 

全員がそれぞれ得意としていることが微妙に違うところも大好きでした。

実力があるという圧倒的安心感を病んだ心が求めていたのでしょう。

病んだ時は絶対深夜に

 

https://youtu.be/esXmLmn8278

https://youtu.be/F4QNnSXCZpE

https://youtu.be/WOk3GNxxPxw

 

この3曲を踊ります(聴くだけちゃうんかい)

自分では絶対踊りこなせない自信たっぷりな女性性溢れる振り付けを踊りきることで、自信に変えて、割と次の日元気に生きていけます。

誰かに見せるとかは無いので、めちゃくちゃ下手くそですが……

まぁ、これは精神的マスターベーション的な??デトックス的な??いや、知らんけど。

 

それでも、最後のシングル(https://youtu.be/2l8-eUEO-qA)を聞くと号泣しちゃうので、程々のところですぐ踊ってみた界隈に戻ります。

 

高校の部活は最早、踊ってみたを踊りたいが故にダンス部へ入ります。

そして、ダンス漬けになります。

アニメも見れないほど部活しかしませんでしたね……(あ、病んだ理由ってこれか????)

 

ダンス部としては無駄に優勝したりして、無駄にいいところの舞台とか立ったりして、広い会場で踊る高揚感を味わえました。

 

そんなこんなで(??)大学生になり、オタク陰キャメガネのくせに身の程知らずな私はインカレダンスサークルへ入ります。

まぁ、初心者風だし単純に浮きますよね。眼鏡かけて踊ってる女のオタクなんてダンサーではほとんどいないですから。まぁ、経験者なんですけど(無駄にマウントを取っていくStyle)

 

このサークルから派生していき、プロダンサーのショーケースを浴びるように見始めます。そして、本当に上手いダンスを知ることになります。

ダンス部では揃えることだけに重点を置いてました。

 

しかし、本来ダンスは自己を伝えるためのもの。オリジナリティを出さないと意味が無いのです。

バトルに限っては、上記のように強く言いきれます。

 

でも、ショーケースでは魅せる必要がある。その為には揃えることも大切。

だから、動きの始めと終わりは揃えるけど、シルエットは揃えない。シルエットを揃える所もあるけど、フリーでも踊る。ニュアンスだけ揃える。など…

自己のスキルとともに自己をプロデュースする力、客観視する力が必要であることを学びました。

 

あと、大学の授業で、日本の神話・民話・伝説を生き生きと学びます。(SixTONESアマノウズメに会いに行ってて芸能への本気を感じたけど、理解者がいない寂しさ。)

そして、近代文学を無理やり読み始めます。ここで、『刺青』とか『痴人の愛』を読みます。(北斗くん無頼派似合うよね。わかる。)

 

そんな時に友人から最近の声優事情を聞かされ、まさかの当時若手男性声優だった「梅原裕一郎」の沼へ。そして、中堅男性声優で安定感しかない「安元洋貴」の沼へ入り始めます。

梅原裕一郎はとにかく顔と声がいい。低い声が好きなオタクとしては、もう癖がない割になんかしっくり来ちゃう梅原裕一郎ボイスはドンピシャでしかなかったのです。

さらに、顔がいい………ハマる…写真集も買ったよ………

あ、あと何気に演技が上手くて、普通に話してる感がめちゃめちゃ出る演技なので、アニメの時本人の顔が過ぎらないのはとてもポイント高かったですね。

 

安元洋貴は、ラジオが…面白すぎた…話題の幅が広すぎて、なんでも拾える。なんでも話せる。なんでも(料理,恋愛相談,司会,ゲーム,日プロ話)できる…

 

いや、ハマるよね…おしゃべり安定して面白いとか、もう好きになるよね……

 

だが、如何せん現場がない。更に梅原裕一郎に関しては一時期活動休止するなどちょっと心離れることが多かった…会えないからって身長と同じ高さを測って壁にマステで印つけて遊ぶくらいには会えなかった……

 

という訳で、踊ってみたの沼へ出戻り、ダンスと並行してオタクをしていました。

 

 

でも、なんか、物足りないな…と思ってしまったテスト前の2019年12月。唐突に新田真剣佑の波が押し寄せます。

 

え、まじ、顔が良い………

 

はい、ハマりますね。動画を探しまくる日々が始まります。しかし、案の定バラエティの露出は少ないので、すぐネタは底をつきます。

次に見つけたのは久しぶりに見た嵐にしやがれでした。

小学生の時に流行りまくっていた嵐はもちろん私も見ていて、ひみつの嵐ちゃんは毎週楽しみでしたし、なんならしやがれは初回放送もしっかり見てました。

 

(最近は全然違うセットになってるし、女性ゲストも来るのか…)

などと思って見ていると、やっぱ…

 

おもしろい!!!

 

安定の面白さ。内輪ネタ多い…でも、何年ぶりかに出戻った私でも笑える…これぞ嵐……!!

 

はい、沼落ちです。ちょろいなぁ………

過去のシングルを色々なところから探しては借り、探しては買い……

そろそろ嵐のFC入るべきでは…?

なぁんて思ってた時に…来てしまったのです…Xday……

 

その日は家にいたのに昼寝をしていたせいで全く知らないまま夕暮れとともに起き、家族から聞かされました。

ショックでしかなかった。でも、ちゃんと5人からの言葉が聞けて嬉しかったのも覚えています。前向きに考えられるようになったが、心にぽっかり穴が空いてしまいました。

 

こんな辛い現実からは逃げよう…そう思った私が次に救いを求めたのは同じジャニーズの若手「King&Prince」でした。

なんといっても…

 

ダンス上手すぎ!!!!

 

最初見た時の印象は

 

「ジャニーズのくせにHIPHOP上手すぎんか???踊る姿勢がゴリゴリにダンサーじゃん…!!」

 

でした。(ものすごく失礼)(各方面に謝罪)

なんだかんだ、ジャニーズのダンスを認められない…というストリートダンス勢特有の引っ掛かりがスっとなくなった瞬間でした。

これは、心から推せるのでは……

 

顔も声もダンスも歌も"""良すぎる"""

 

ここから毎週絶対に少クラを録画して見始めるようになり、テレビにKing&Princeが出てたら見るようになりました。

 

しかし、ここで知ってしまったのです。

この6人は… 

 

"とんでもなくアホっ子の集まり"

 

である事に……

いや、もう正直見てられないのです。(各方面にごめんなさい)

共感性羞恥がすごすぎる。未だにKing&Prince6人が出ている嵐にしやがれは見れないです。

心配でしょうがない。こんな一か八かのトークでは応援出来ない……

そして、なんといっても、ファン怖…同担拒否という世界に全く籍を置いたことがなかった私にはハードルが高すぎる空間でした。

みんなで推しを応援したい。みんなで推しについて語り合いたいという欲望の塊である私には同担拒否は逆鱗だったようで、一瞬にして冷めました。(各方面に菓子折り付きで謝罪するべき)

 

そして、なんかそろそろハマりそうなものがやってきそう…と思った2019年2月…その時がやって来ました。(ザワザワ…ザワ…)

春休み、暇を持て余した私が見たのはインスタに回ってきた動画で森本慎太郎が岡田くんのまねをしてるという回の少クラ映像を見ました。

 

いや、SixTONESおもろいな…

 

少クラは以前から見てましたが、King&Princeがパフォーマンスしている箇所以外は全て早送りして見ていなかったので、SixTONESという名前しか知りませんでした。

 

さぁ、沼が近づいてきます。もう少し知りたいかもと思った私はインスタで検索し始めます。

ふむふむなるほど……もしかして少クラ出てるし、YouTubeをやっているのか??

 

そして、見始めますよねYouTube

最初に見たのはYouTubeの履歴によると、カウコンだったようです。

 

https://youtu.be/gl9RMAubr2Y

 

全く覚えてないですけどね……

なんでこれ見たんだろ……??

そして、その後古い順から全部ストtube見始めてます。

これは確実にハマってますね。

 

そして、少クラで「affection」を見てしまいます。

私はこれで完全に落ちたと思っています。

異常なまでに松村北斗くんの最初に映った、寝ながらのムーブにいちゃもんをつけていたからです。

 

いや、どんだけその一瞬を見てるのよ……

 

そこまで来てたらもうハマってますよね。分かります。ハマりました。affection出の松村北斗担が誕生しました。

 

ここまでが、SixTONESにハマるまでの人生です。

 

こう考えてみると、SixTONESはこれまでハマってきたものの集大成であるとも思えます。

 

桜蘭高校ホスト部ラブ☆コン迷い猫オーバーラン焼きたて!!ジャぱんなどアニメから培われた

「高校生の楽しそうな日常の風景を好ましく思う価値観」

 

pixiv,ニコニコ動画から培われた

「好きな物を共有して、みんなで発展させていこうという動き」

 

踊ってみた界隈から培われた

「成長を見守る楽しさ、オリジナリティを表現する重要さ」

 

声優さん界隈から見つけることが出来た

「低い声が好きという価値観」

「声から自然な演技を求めてしまうこと」

「話題性に富むことが面白さに繋がること」

 

℃-uteから培われた

「全員を推せることの重要性」

「自分ができないことをしてる人を尊敬し、応援したいという気持ち」

 

ロダンサーから培われた

「ダンススキルを見極める眼」

「複数人の中で自己をダンスで表現することの難しさ」

 

嵐から培われた

「外野を巻き込んだ内輪ネタの面白さ」

 

King&Princeから培われた

「最近のジャニーズは歌もダンスも出来るという価値観」

 

これまで居た沼での経験の中で見つけた自分の好み全てを併せ持った最終形態こそ、SixTONESなのではないかなと…

「もっと早くSixTONES出会っていたかった」と未だに思うが、きっとこのタイミングで知ることが自分にとってのベストタイミングだったんだろうな…と。そう思うのです。

 

最後に…

SixTONESようやくデビューですね。

 

ここまでの日々は第1章。

これからの日々は第2章。

 

そう表現する貴方たちの上限ない成長は、私の応援したいという衝動を掻き立てつづけます。

 

ここまで長い間応援したいと思い続けたことはこの人生で一度もないのです。

 

そして、

私にはかつて早々に諦めてしまった「日本一」という夢がありました。

SixTONESには、私のように夢を人生のしこりとなって残ってしまう…そんなものにしてほしくはありません。

 

私が頑張るだけで、貴方たちの夢が叶うのであれば。全てを掛けても良い。そんな風にすら思えます。

 

これからも続く長い旅路の今この一瞬を目撃できた事。とても感謝しています。

 

あの時私と出会ってくれてありがとう。

 

これからも、よろしくお願いします。

 

#WeAreSixToNES